明日は明日の風が吹くぅの水先案内人shineです✨
お盆の入りを迎えたと思ったら
もう送り盆
娘が泊まりに来たので
一緒に送り火を焚いた🔥
「13日の日ね、おばあちゃんの夢見た、どこかのお祭りに一緒に行って、屋台みたいな屋根のあるところで、輪投げをやってくって、上手に入ってたっけ、すごく楽しそうだった
」
」そうか、楽しそうだったか…
身体を解き放たれて
自由になった魂は
いろんなところに
瞬時に行けるんだろうな
母さん
楽しんでるんだね
母には姉が二人いた
そのうちの一人
「おねっちゃん」と呼んで
私も随分お世話になった
伯母がいる
伯母の人生は
本当に大変な人生だった
結婚して30歳になる前にご主人が亡くなり
3人の男の子の世話ができず
２番目の男の子〝まっこ〟を
私の父と母がしばらく預かったという
ある日伯母に会いに行ったまっこが
自分の母を「おばちゃん」と呼んだ事で
離れ離れは良くないと
おんばさん(母と伯母のお母さん)が言って
自分の手元に戻したと聞いた
気仙沼にいた伯母は
母や、もう一人の妹の居る
盛岡に越してきた
両親が共働きだった私は
毎日のように伯母のアパートに行っていた
そして何度も泊まったりしていた
伯母は息子3人は離れていたけど
姉妹と姪っ子達に囲まれて
楽しかったんじゃないかと
私は思ってる
そういえば
まっこは頭はあまり良くないが
心根がとっても優しい
と
よく母が言ってた
伯母は52歳でこの世を去った
一度危篤状態になった時
みんな呼ばれて
ベッドを囲んでいたら
突然
かっちゃーん
かっちゃーん
かっちゃーんと
まっこが叫んだ
そしたら
伯母が目を開けた
後から伯母が私に話してくれた
「りょっこ、あの時、川のそばの道を歩いてて、向こうにはおんばさんがいてね、手を振ってるから、早く川を渡らなきゃと思ったら、かっちゃーんかっちゃーんて、まっこの声が聞こえてね振り返ったら目が覚めたの…」
その時初めて
リアルに三途の川がある事を感じた
冬の気配がする11月
伯母は52歳という若さでこの世を去った
知的で優しくて
とても素晴らしい伯母だった
お通夜の時
伯母の父である私の祖父が
祭壇に向かってうなだれてる姿が
忘れられない
親より先に死んじゃいけないって
そう思った
そしてまっこは
大の大人なのに
鼻水垂らして
お〜いお〜いと泣いていた
母は廊下を拭きながら
シクシクと泣いていた
父は呑んで横になってたが
目から涙が流れ落ちていた…
本当に惜しまれた命だった…
そんなまっこから今日ラインがきた
不思議なことが起こった
と
りょっこの母さんが来たのかなって思った
と
母さん、きっと、
心配で会いに行ったんじゃないかな
伯母ちゃんと一緒に
今日も最高の一日だった
今日の日にありがとう❣️
照明がおかしかったらしく
ちょっと霊感のあるまっこは
何かの気配を感じて動画を撮ったら…
奥の缶だけ動いてた
