明日は明日の風が吹くぅの水先案内人shineです✨
ワールドカップバレー
世界陸上
ラグビー
世界体操…
スポーツ真っ盛り
テレビはあまり見ないけど
体操とバレーをやってる時は
見入ってしまう
スポーツはエネルギッシュだ
勝つか負けるかのどちらかしかない
だから
人が良い人は不向きかも
譲ります精神は勝てないから
そして
強い女子は
勝気な人が多い
自分がそうだったから
中高６年間
器械体操をやってきた
負けず嫌いの勝気な性格が
功を奏して
数々の試合に出ることができた
体操は
個人と団体があって
団体で入賞できなくても
個人で大会に出場できたりする
高校三年生の時
国体が九州の佐賀県だった
東北六県で競って
団体戦で三位までが
国体出場の切符を得る
当時女子体操が一番強かった
高校に入学し
中学の時のように
悠長にやっていた
が
毎年国体選手を輩出してただけあって
先輩の厳しいこと厳しいこと
監督に至っては
できなければ
高跳びの棒だったり
スリッパだったりが飛んでくる
土曜日の部活は
部室でお弁当を食べる
ゆっくり食べてたら
「一年生、何ゆっくり食べてんの
さっさと食べて器具のセッティングしてぇ〜
」
さっさと食べて器具のセッティングしてぇ〜」ひょえ〜 (＞人＜;)
わかりましたぁ〜ε=ε=ε=ε=┌(;￣◇￣)┘
お弁当半分以上も残し
そそくさと部室を後にした…
思えばこの時から
早食いになってしまった
この厳しさに負けてしまい
次から次へと一年生が辞めていった
当然私も辞めようとした
部活に出ない私を訪ねて
教室に来るという
先輩のストーカーにあい
ついに学校を休むまでになっていた
あの頃はきつかったなぁ〜
でも監督に呼び出された
得々と話をする先生に押されて
なんとか復活した
この時先生が何を言ったかは覚えてないが
きっときかん気な私の鼻っ柱を
くすぐったのかもしれない
結局三年生まで残ったのは
選手私一人と
マネージャー一人だけだった…
東北大会のメンバーは
県民大会の個人で四位までの選手が抜擢
四名の岩手県の代表として
辛うじて入ることができた
東北大会はおかげさまで三位に入り
見事国体出場の切符を手にした
私はいつもギリギリだった
才能も技術も無かったけど
練習だけは人一倍頑張った
この時の県大会は
不思議だった
いつも一位、二位にはいる選手が
ミスで四位になっていた
彼女と私の順位が入れ替わった
聞けば彼女は
才能がある故に
あまり練習に出なかったらしい
その時
私は思った
努力したことって
必ず神様が見てくれてるんだなって
才能も技術もない私が
個人で二位を取れたことは
本当にそれまでの努力が報われたって
そう感じた
いよいよ佐賀国体
当時新幹線はなかったから
寝台車で行った
一番上に寝た私は
クーラーの真下で
なんと風邪をひいてしまって
熱を上げてしまった
結局入場行進に出られず
テレビを見ていた父母は
がっかりしたという 笑っ
予選の平均台は
鼻水ズルズル
頭はふわふわ
だけど
それが緊張をほぐして
面白いことに
落下することがなかった
他のメンバーは
次々落下してた
緊張してたんだなぁ〜
当初
予選だけで敗退するだろうとの事で
次の日は観光するつもりだった
なんということか
昭和45年の岩手国体以来の快挙で
予選通過して
二日目の自由演技にも出場した
制服で順位を見に行って
予選通過を知って
急遽体操着に着替えて練習だった
本当に良い思い出になったな
あの時の大変さがあったから
今までの人生
案外乗り越えられた
「なにくそ！」
っていう思いが
苦しさや辛さを小さくさせてくれた
あの先輩のストーカー (笑) がなかったら
先生のお説教が無かったら
きっと今までに何度かあった
苦労に負けてたのかもしれないなって
今ならそう思う
やっぱり
人生に起こることは
無駄なことは
一つも無いんだなってところに
行き着く✨
今日も最高の一日だった
今日の日にありがとう
この人私
